ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨンのDVD及びブルーレイ第二巻「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン 2 承」の限定特典付に付属している「ニンジャバトルカード(NINJA SLAYER CCG)」のルール考察です。
ニンジャバトルカード(NINJA SLAYER CCG)のルールをDIYしたいという方の助けや、ニンジャバトルカード(NINJA SLAYER CCG)のオリジナルカードを作成したいという方の助けや、なにより自分がルールをDIYするための助けとして書きました。
かなりの独自解釈が含まれていますが、よろしければ御覧ください。
※この記事は第二巻「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン 2 承」時点での考察です。第四巻「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン 4 殺」時点での考察は
こちらです。
○カードの色
カードの色は赤と白の2種類で、『ニンジャ』や『モータル』などの直接戦闘を行うカード(以下、便宜上「キャラクター」と呼ぶ)が白、『ギア』や『インシデント』などの直接戦闘を行わないカードが赤となっている。
○カードタイプ
カードタイプ(正式名称不明のため、便宜上「カードタイプ」と呼ぶ)は、大分類(例:『ニンジャ』)と小分類(例:『ソウカイヤ』)がある。
大分類はルール上のカードの種類の分類なので、全てのカードに記述されている。
小分類は各カードの持つ性質のようなもので、持つカードと持たないカードがある。
○カードタイプ一覧
大分類
・『ニンジャ』、『モータル』、『ギア』、『インシデント』、『重大インシデント』、『ランドスケープ』
小分類
・『ニンジャ』の小分類
・『ドラゴンドージョー』、『ソウカイヤ』
・『モータル』の小分類
・『ソウカイヤ』
・『ギア』の小分類
・『ウェポン』
・『インシデント』の小分類
・『継続(シーン)』、『継続(アトモスフィア)』
・『重大インシデント』の小分類
・なし
・『ランドスケープ』の小分類
・『ゼン』
○カードナンバー
カードの右下には「NSIF-○○○」というカードナンバーが記述されている。
これはおそらく、NSIF(ネオサイタマ・イン・フレイム)パックのカードであるということを表している。もしも第二部の拡張パックが出るとしたら、「KHOE-○○○」のようになるだろう。
また、カードのナンバーには以下の様な法則がある(一部例外あり)。
・「NSIF-0○○」…キャラクター
・「NSIF-1○○」…大分類が『ギア』
・「NSIF-2○○」…大分類が『インシデント』かつ小分類が『継続(アトモスフィア)』以外、もしくは『重大インシデント』
・「NSIF-3○○」…大分類が『インシデント』かつ小分類が『継続(アトモスフィア)』
・「NSIF-4○○」…大分類が『ランドスケープ』
これらのナンバーから、第一弾NSIFパックの最低カード枚数が、以下のように推測できる
・キャラクター…75種類以上
・大分類が『ギア』…74種類以上
・大分類が『インシデント』かつ小分類が『継続(アトモスフィア)』以外、もしくは『重大インシデント』…76種類以上
・大分類が『インシデント』かつ小分類が『継続(アトモスフィア)』…32種類以上
・大分類が『ランドスケープ』…57種類以上
・全カード合計…314種類以上
このカード種類が多いか少ないかを
MTG基本セット「マジック・オリジン」と比較して考えてると、少し多いが多すぎるというほどではない。
○墨カッコで囲まれている言葉
ルール上効果の存在する言葉は、このゲームでは墨カッコで囲まれている。
ただし、全ての墨カッコの言葉が同じルール処理をされるようではないらしい。
というのも、「【ウカツ】状態になる。」、「【ケジメ】を強いられる。」、「【センセイ】となる。」のように、それぞれ扱いが異なるからだ。
おそらく、【ウカツ】などは状態(つまり一時的なものであり何らかの手段で解除可能)で、これを解除するのが「直ちに良くなる」という効果なのだろうと推測できる。
そして、【ケジメ】などは行動(「強いられる」の記述のように、なんらかの処理を行うこと)であり、これはおそらく「直ちに良くなる」では解除できないだろう。
また、【センセイ】などはキャラクターの特性(「状態になる」ではないので別扱い)であり、これもおそらく「直ちに良くなる」では解除できない。キャラクターによっては特性を最初から複数所持しているので、「○○となる。」という効果を得た場合は、単純に特性が追加されるものだと想定できる。
つまり、墨カッコの言葉には「状態」、「行動」、「特性」の3種類があり、ルール上明確な分割がされているということがわかる。
また、「特性」には、それぞれ効果が存在する可能性が高い(MTGの飛行や速攻ののような感じで)。これは、『ダイダロス』の独自効果【多重ログイン】に説明が存在することと、かなり特殊な効果(『アサリ』の効果)以外はキャラクターカードに墨カッコ以外の効果が記載されていないからだ。
○墨カッコ以外の専門用語
カードの効果欄を読むと、以下の専門用語が見つかるので、順に考察していく。
・『プレイヤー』
ゲームを遊ぶ人全員のこと。
・『他プレイヤー』
ゲームを遊ぶ人で、自分以外のプレイヤーのこと。「相手プレイヤー」ではないことから、このゲームが複数人で遊ぶことや多人数同士の対戦ができるルールであることが考察できる。
・『自分』
ゲームを遊ぶプレイヤー自分自身。『自分』以外の『プレイヤー』は全て『他プレイヤー』となる。
・『オフィシャルニンジャスレイヤーダイス(別売)』
「「死」の目が出た場合」という記述が存在するため、いくつかの面が「死」になっていることは間違いない。一般的にダイスというと6面体だが、10面体や20面体のダイスも存在するため、どれくらいの確率で「死」の目が出るかは材料不足で考察できない。
・『使用』
キャラクターが『ギア』を使うこと。『ギア』の効果に記述されているため、『ギア』はキャラクターが使う道具のようだ。
・『自身』
『ギア』を使用したキャラクターのこと。『ギア』の効果に『これを使用したニンジャ / モータル自身は』という記述があるため、おそらく『ギア』は使用したキャラクター以外が効果を得るタイプもあると思われる。
・『実行』
キャラクターが『アクション』を行うこと。継続ではない『インシデント』などは、『使用』ではなく『実行』となる。
・『本人』
『アクション』を『実行』したキャラクターのこと。
・『場』
ゲームを遊ぶためにカードを置く場所全体のこと。
・『シーン』
『場』の中で特に指定された狭い場所(詳細は後述)。おそらく、キャラクターは何人か一緒に行動するようなルールで、そのひとまとまりのことを『シーン』と呼ぶのではないだろうか。
・『ランドスケープ』
大分類『ランドスケープ』のカードを『場』に出すことで発生する『シーン』。ここに存在するキャラクターを攻撃するため(もしくは『ランドスケープ』を破壊するため)には『コスト』が必要。
・『スタミナ』
キャラクターのステータスのひとつ。おそらく、キャラクターのカードの右上に並んでいる一番左側の数字だと思われる(『アサリ』の数値が「1/0/-」であり、こういったゲームではスタミナ0は行動不能や死亡となるため最低値が1であることが多いため)。
・『クラン』
キャラクターの所属する組織(詳細は後述)。
・『コスト』
アクションなどで必要になるリソース(詳細は後述)。
・『アクション』
キャラクターが何らかの行動を行うこと。『インシデント』のカードによる行動や、『カラテ』など。
・『エントリー』
『場』もしくは『シーン』にキャラクターが登場すること。同じキャラクターは1体しかエントリーできない(『ダイダロス』の【多重ログイン】が「プレイヤーはダイダロスを何体でもエントリーさせられる」という効果であるため、このような効果が無いカードの場合は1体しかエントリーできないと推測できる)。
・『アイサツ』
キャラクター同士の戦闘で先手後手を決めるもの。先に挨拶したほうが先手を取れるようだ。
・『カラテ』
キャラクターが他のキャラクターを攻撃する『アクション』(『アンブッシュな』の効果に「アイサツ前に1回だけカラテを実行できる」と記述されているため、『カラテ』はルール上『行動』として処理されている可能性が高い)。
・『アサルト』
『ランドスケープ』に対してキャラクターが攻撃を行うこと。
・『カラテ・フェイズ』
キャラクターが戦闘を行うフェイズ。『アイサツ』で先手後手を決め、『カラテ』を行う(詳細は後述)。
・『コンスピラシー・フェイズ』
『ランドスケープ』に対して『アサルト』を行うフェイズ。
・『直ちに良くなる』
キャラクターが何らかの状態になっている場合にそれを解除する。
・『○○状態になる』
キャラクターの状態が変化すること。『直ちに良くなる』で解除可能。
・『○○を強いられる』
キャラクターが『アクション』を強制的に行うこと。
・『○○となる』
キャラクターの特性に○○が追加されること。
・『○○を得る』
キャラクターやプレイヤーがルール上意味のある数値を得ること。
・『○○失う』
キャラクターやプレイヤーがルール上意味のある数値を失うこと。
・『○○軽減される』
キャラクターやプレイヤーが支払うコストなどを減少すること(減少した結果、0以下にはならない)。
・『○○に××が存在する』
××というカードが○○に存在している状態。カード効果の条件になることが多い。
・『○○に存在し続ける限り』
カードが○○に存在している状態。『場』などに残り続けるカードの効果に記述されている事が多い。
○キャラクターの右上の数値と文字
キャラクターのカードには、右上に「4/2++/山」のように、2つの数字と1つの文字が書かれている。
これは、キャラクターの『スタミナ』や、『カラテ』によって相手にダメージを与える攻撃力(正式名称不明のため、便宜上「攻撃力」と呼ぶ)などを表している。
おそらく、左の数字が『スタミナ』で、真ん中の数字が攻撃力だろう。
なぜそう判断できるかというと、『ウェポン』にも「-/+3/死」のように、同じような数字と文字が書かれているからだ。
『スタミナ』が増える『ウェポン』もあるかもしれないが、上記の数値は『妖刀ベッピン』のものであり、攻撃力が上がることが想定できる。
こういったカードゲームの場合、基本的に数値の並びを揃えるのが一般的なので、『ウェポン』で増える真ん中の数字が攻撃力である可能性は高い。
では、右の「山」や「死+」などの文字は何かというと、おそらくそのニンジャのジツの属性(正式名称不明のタメ、便宜上「属性」と呼ぶ)だろう。これらの文字はモータルやジツが重点されていないニンジャは「-」と記述されているからだ。
また、『ウェポン』にも同じような文字が存在知ることから、おそらくキャラクターの文字と一致している『ウェポン』しか装備できないようなルールなのではないだろうか。
なお、数字や文字の後ろの「+」については、現段階では判断できなかった。
攻撃力の後ろの「+」は、攻撃の射程などを含めた「先手のとりやすさ」を表しているのかもしれない(遠距離が有利な『ソニックブーム』やヘビで不意打ちをする『コッカトリス』などに「+」があるため)。
属性の後ろの「+」は、現状だと『ニンジャスレイヤー-半ナラク』にしかついていないため、かなり強力な効果であることが想像できるが、それ以上は分からない。
○カードの『コスト』について
全てのカードの左下には、数字や白スリケンマーク、黒スリケンマークが書かれてる。
おそらく、これはそのカードを使うために必要な『コスト』だろう。
『コスト』がどのように発生するかは現状では材料が少なく考察は難しい。MTGのマナカードのような物があるか、ゲーム信仰ごとに自動的に溜まっていくのか、カードを何らかの方法でコストにするのか、さまざまな可能性がある(詳細は後述)。
以降、コストについては、便宜上以下の様に記述する。
・「1」などの数字…《1》などのように《》で囲む
・白スリケンマーク(白い○の中にスリケンマークが書かれているもの)…《白》
・黒スリケンマーク(黒い○の中にスリケンマークが書かれているもの)…《黒》
(例えば、『ダイダロス』の『コスト』は「《2》《黒》《白》《白》」のように記述する)
コストには数字と《黒》と《白》が存在するが、キャラクターカードを見ると《白》は《黒》に比べて特殊なコストであることが推測される。
コストに《白》が存在しないキャラクターは、数字と《黒》の数を合わせた合計数が『スタミナ』と一致しているが、《白》が含まれるキャラクターはその法則を外れているからだ。
また、数字は、「《白》と《黒》のどちらでも支払うことができる」というよりは、まったく別の支払い方をする可能性もある(キャラクターカードは必ず数字がコストに含まれているため)が、情報不足でまだ判断は難しい。
○キャラクターの強さについて
上記の通り、コストに《白》が存在しないキャラクターは、数字と《黒》の数を合わせた合計数が『スタミナ』と一致しているので、これが『コスト』に対するキャラクターの強さの基準となる。
また、攻撃力は、基本的に「『コスト』の《黒》の数」となっているので、これも同様に『コスト』に対するキャラクターの強さの基準となる。
このことから、『ソニックブーム』は他のカードに比べてやや強いことが分かる(コストに《白》が存在しないが「+」があるため、この「+」の分だけ同コストのキャラクターより強い)。
○『ウェポン』の右上の数値と文字
上でも触れているが、『ウェポン』にも「-/+3/死」のような数字と文字が書かれている。
「+3」というのは、装備したキャラクターのステータスがそのように変化するということだろう。
「死」というのは、「死」属性のキャラクターでなければこのカードを装備できないということだろう。
○『ランドスケープ』の右上のマーク
『ランドスケープ』には、右上に「《黒》/禅」などのマークが存在する。
これはおそらく、左側のマークは『コンスピラシー・フェイズ』で『アサルト』を行うために必要なコストだと推測できる(例えば『隠された竹林』に対して『アサルト』を行う場合、「《黒》」のコストが必要)。
そして右側のマークだが、これはキャラクターの属性に関連しているだろう(『ドラゴン・ゲンドーソー』の属性が「禅」であるため)。
おそらく、属性が一致するキャラクター(あるいは属性が「-」のキャラクター)のみしか、その『ランドスケープ』を利用できないというルールなのではないだろうかと推測される。
○『継続(シーン)』について
『トーフ工場襲撃』は、『継続(シーン)』というカードタイプを持つ。
これは、一度使用したときに、何らかの理由で『場』から離れるまで効果を発揮するタイプだと推測される。
また、『トーフ工場襲撃』の効果が全てのプレイヤーに適応されるが、「このインシデントが場に存在し続ける限り」という記述が存在するため、『継続(シーン)』のシーンは、『シーン』とは別の可能性がある。
○『継続(アトモスフィア)』について
『重金属酸性雨』は、『継続(アトモスフィア)』というカードタイプを持つ。
これは、一度使用したときに、何らかの理由で『場』から離れるまで効果を発揮するタイプだと推測される。
だが、『重金属酸性雨』にはルール上の効果が何もないように見受けられる。このことから、「『継続(アトモスフィア)』のカードは『場』に1枚しか存在できない」というルールが推測される。
「『継続(アトモスフィア)』のカードは『場』に1枚しか存在できない」というルールが存在すると、『重金属酸性雨』は「すでに場に出ている『継続(アトモスフィア)』のカードを上書きして効果を無効化する」という使い方ができるからだ。
○『クラン』について
小分類に記述されているものか、分類の右のアイコンのものなのか、判断が難しい(『ニンジャスレイヤー-半ナラク』は小分類とアイコンの種類が一致していないため、これらはルール上別扱いになることは明確だが、どちらが『クラン』なのかはまだ判断できない)。
また、『ドージョー設立』の効果に「新たなクランを設立」という記述が存在するため、『クラン』はカードの分類以外にもルール上の効果がある可能性が高い(例えば、「同じクランのキャラクターは同時に行動できる」、「同じクランのキャラクターが存在すると何らかの有利な効果が得られる」など)。
○『ランドスケープ』の効果について
『ランドスケープ』というタイプのカードと『コンスピラシー・フェイズ』が存在するため、それを使用したルールがあることは明白だ。
これはおそらく、「『ランドスケープ』に配置したキャラクターは『スタミナ』が徐々に回復していく」というものであることが想定される。
基本的にキャラクターは、『スタミナ』より攻撃力が低いので、各が違う相手と戦わない限り一撃で死亡することはない。仮に「どちらかが死亡するまで交互に攻撃する」というルールだったとしても、『スタミナ』が減少した状態で戦闘が終わる。
つまり、キャラクターの『スタミナ』は、「基本的に複数回攻撃することで死亡する」というルール設計になっている。
このことから、「『ランドスケープ』に配置したキャラクターは『スタミナ』が徐々に回復していく」というルールが推測される。
相手のキャラクターの『スタミナ』が回復することを阻止したければ、『コンスピラシー・フェイズ』で『コスト』を支払って『アサルト』することになるというわけだ。
○『《黒》を得る』について
さて、ここまでコストとしてしか見ていなかった《黒》だが、『パックド・スシ』の効果「これを使用したニンジャ / モータル自身は、そのカラテ・フェイズのみ《黒》を得る。」が引っかかることになる。
キャラクターが《黒》を得るということは、そもそも《黒》はコスト以外にキャラクターが所持するリソースであるということだ。
ここで、「コストに《白》が存在しないキャラクターは、数字と《黒》の数を合わせた合計数が『スタミナ』と一致している」という法則が生かされてくる。
おそらく、「キャラクターが『エントリー』した際に、コストとして支払った《白》以外のカードをキャラクターカードの下に裏向きに重ねる」などして、『スタミナ』を管理するのではないだろうか。
ダメージを受けたり『スタミナ』を失うと裏向きのカードが減っていき、「『ランドスケープ』効果で『スタミナ』が回復したりすると裏向きのカードが増えていく。そして、最大値はキャラクターカードの『スタミナ』とすれば、数値の管理はやりやすい。
また、「攻撃力は、基本的に「『コスト』の《黒》の数」という法則から、《黒》を得ることで攻撃力が増えるという効果も推測できる。
そうすると、『パックド・スシ』の効果「これを使用したニンジャ / モータル自身は、そのカラテ・フェイズのみ《黒》を得る。」も、「そのカラテ・フェイズのみ『スタミナ』と攻撃力が1増える」という意味に捉えることができる。
○墨カッコで囲まれていない「ニンジャ / モータル」
『ギア』や『インシデント』の効果に記載されている「ニンジャ / モータル」及び「ニンジャ」には、墨カッコがない。
これは、キャラクターカードが持つ特性と効果欄の説明を明確に分けたいというルール上の設計思想からだろうと推測される。
○『コスト』の支払い方の考察
ここまで来ると、『コスト』の支払い方について、以下の様な考察ができる。
・前提として、「デッキのカードが無くなったら敗北」とする
・数字コスト…書かれている数字の数だけデッキのカードを上からめくって捨て札置き場に置く
・キャラクターカードの《黒》コスト…《黒》の数だけ捨て札からカードとり、裏向きにしてキャラクターの下に置く。
・キャラクターカード以外の《黒》コスト…《黒》の数だけキャラクターの『スタミナ』(キャラクターカードの下に裏向きに置いてあるカード)を取り、捨て札にする。
・《白》コスト…《白》の数だけ捨て札からカードとり、ゲームから除外する(そのゲーム中は使えなくなる)。
こうだとすると、「《白》のコストは《黒》に比べて特殊」という条件を満たしつつ、「後半になるほど捨て札が多くなりコストが払いやすくなる」、「強いカードでも連戦すれば死亡させることができる」、「《黒》が支払えなくなった時は『重金属酸性雨』などの数字コストのカードを使用して捨て札を増やす」ということができるようになる。
○キャラクターの名称についての考察
同じキャラクターは1体しかエントリーできないというルールが存在する可能性が高いこのゲームだが、そもそも「同じキャラクター」とは何を持って判断するのかというと、おそらく「キャラクターカード名の「-」以前の名称」であると推測される(『ニンジャスレイヤー-半ナラク』というカードが存在するため)。
こうすることで、例えば「ニンジャスレイヤー」というカードが存在しても、『ニンジャスレイヤー-半ナラク』と同時に『エントリー』することはなくなるため、同じキャラクターが複数存在するという事態が発生しなくなる。
また、「-」の後ろが別の名前のカードを多く作ることで、この手のカードゲームによくある「同じカードは規定枚数までしかデッキに入れることができない」というルール下でも、より多くの好きなキャラクターを入れることができるようになる。
○キャラクターカードの属性についての考察
現在公開されているキャラクターカードの属性は『風』、『林』、『火』、『山』、『死』、『禅』が存在する(『死+』はとりあえず『死』と同じとして考える)。
『風』、『林』、『火』、『山』の4つは、フーリンカザンから取ってきたものだろう。だが、『死』と『禅』はやや特殊だ。
また、コリ・ニンジャクランのニンジャや、サイバネニンジャなどは、これらの属性に一致しない可能性もあるため、これで属性が全てで揃ったというわけではないのかもしれない。
(例えば、コリ・ニンジャクランは「氷」だったり、クラウドバスターなどのサイバネニンジャやモータードクロなどのロボニンジャは「雷」かもしれない)
○『カラテ』及び『カラテ・フェイズ』についての考察
『カラテ・フェイズ』は、以下の様なステップで構成されていることが推測される
1.『エントリー』
2.『アイサツ』
3.『カラテ』
『エントリー』で攻撃を行うキャラクターの登場(あるいはすでに『場』に存在するキャラクターからの選択)を行い、『アイサツ』で先手後手を決定し、『カラテ』を交互に行って『スタミナ』を削り合うという流れだ。
攻撃する相手を攻撃側が選択するのか、防御側が選択するのかはまだ判断が難しい。ただ、『ランドスケープ』が存在することから「『ランドスケープ』に存在するキャラクターは『カラテ・フェイズ』に参加することはできない」などのルールが存在する可能性は高い。
○『コンスピラシー・フェイズ』についての考察
『コンスピラシー・フェイズ』は、『アサルト』を行うということしか判明していない。
『アサルト』によって相手の『ランドスケープ』を破壊することが主な目的であるだろうが、『カラテ・フェイズ』より先に行われるのかどうかすら不明。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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